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5/26 楽しい岩歩き 荒地山

  • 執筆者の写真: MONDO1 GOOD
    MONDO1 GOOD
  • 2024年5月29日
  • 読了時間: 4分

5/26 (日) 当初は六甲山の山頂を経由し、有馬温泉へ下る予定でしたが、少しコース変更をして岩歩きが楽しい荒地山に変更。


◆コース  芦屋川駅 → 城山 →荒地山 →風吹岩 →横池 →高座の滝 →芦屋川駅

◆集合    阪急芦屋川駅 駅前広場。8:30 / 参加者4名。




お天気は良く 絶好の登山日和でした。

集合場所の駅前広場には、いろいろな山岳会などのグループがテンション高めで挨拶や打合せ等をしていました。


まず駅から住宅街へと歩いていきます。

スター ト直後は、登山道へ向かう多くの人で ぱっと見てもだれがどのグループのメンバーかわかりません。

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途中の公園には、ちょっとしたイベントがあるのか、トレランの大集団がいました。

こんな日は走っても気持ちいいでしょう。

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荒地山へ向かう 住宅街の分岐に案内板がありました。

荒地山の手前に小ピークの山(城山と鷹尾山の2つの山)があり、「城山」という名前は不思議だなと思ってましたが、案内板の説明によると、昔の山城があった場所のようです。


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芦屋河原の合戦があったらしい。(Wikipedia)

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登山道に入るとまもなくして、石を並べて本日の日付が表示されてました。


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登山道はおおむね樹林帯で木陰になっていて、春のさわやかな風を感じながら 心地よく歩けました。


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かつてお城のあった山

最初の 小ピーク「城山」に到着。 

標識に 歴史にちなんだお城のマークがあります。


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2番目の小ピーク、昔のお城の名前にもなっていた「鷹尾山」へ到着。

カメラマンの指示に従い、ポーズをとってくれる優しいSさん。


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尾根沿いを登っていくと、眼下に街が見えます。

戦の拠点を築くのにすごくいい場所だったのが分かります。


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登山道の脇に、岩を切り出そうとしたのか、切断していたと思われる大きな岩が幾つか横たわっていました。お城の石垣にも利用?


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谷下の方で 何か大がかりな工事をしている様子でした。


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いよいよ荒地山が近づいてきました。

標識にある「新七衛門嵒」の「嵒」の読み方が分からなくて、メンバーであれやこれや話合いしました。大台ケ原の名所「大蛇」と似てるみたいですが。


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答えは、→「いわ」でした。別の標識には「嵓」と表記。同じ読みで同じ意味でした。


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しばらくして鉄塔のある開けた場所へ。遠くは葛城山まで一望できました。


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猫と遭遇

荒地山へ向かう途中。人慣れしていて貫禄のある猫がいました。


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荒地山の名所 岩梯子を登る前に少し休憩しました。

善意のキャッチボールをする TさんとNさん。


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荒地山の核心部分へ、「岩梯子」「七右衛門嵓」

颯爽と登っていくNさん


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上の方までいくと、結構な高さがあります。


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鎖もでてきました。


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岩場からの眺望は 素晴らしい。


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壊れそうな木の梯子も使って、登っていきます。


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七右衛門嵓の伝説(かなりヤバいエピソード)

岩場を抜けて、しばらく歩くと荒地山の山頂につきました。

展望はなかったものの、すこし怖いエピソードが書かれていました。

岩梯子付近が まさにその縁の場所だったようです。


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「荒地山」Wikipedia参照





分かりづらかったですが、「なかみ山」 という小ピークもありました。

Kのポーズで山頂を指す Sさん。意外とKのポーズは難しい。。笑


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下山は、風吹岩→横池→ロックガーデン→高座の滝のルートで下りました。




風吹岩

風吹岩からの眺めは最高です。


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風吹岩に住んでいる猫。


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横池

横池で昼食をとりました。 蓮の花が咲いていました。


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見たことがない、小型のカエルが大量発生してました。


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横池の近くの木の幹に、小鳥が巣をつくっていました。

小さな卵が見えます。


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横池の近くは本当に賑やかでした。

散歩の子犬も歩いていました。


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高座の滝

少し下に降りてみました、水が気持ちよかったです。

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最後に

風吹岩からみた荒地山は、さきほどまで登っていたとは思えないほど急傾斜で 大きな岩肌が見えていました。集合場所の駅前広場にかなり多くの登山者がいましたが、荒地山方面へ歩いていく人はごくわずか。その名前の印象のとおり、昔 山城が築かれたが 今は荒れた山。住宅街のすぐ裏山なのにどことなく人を寄せ付けない雰囲気があります。

また核心部分の岩梯子付近では、七右衛門という若者 - 今でいう半グレでしょうか、悪行をつくして山で祟り死にしたという伝説がある山。地元の人から少し避けられていた山なのかと考えたりします。

下山途中に立ち寄った 賑やな風吹岩から見返すと、人を遠ざけ静かな佇まいの荒地山はまったく別世界の山のように見えます。絶壁に臨む岩場に立ち下界を見下ろすと絶景が広がります。距離にするとそう遠くないのですが、すごく世間から離れた場所にいる感覚になります。『兄のように慕う友に裏切られたため、世をすねて荒んだ生活』を送っていた伝説の悪人 七右衛門。人を遠ざけるように荒地山に登っていたのでしょうか、一人見ていた岩場からの景色は きっと彼を癒していたのだろうと想われます。

荒んだ心に荒地山。気分転換に安全登山でいかがでしょうか。

(『 』引用部分 -By Wikipedia)


参加者4名。全員無事に完歩しました。

参加いただいた皆さん ありがとうございました。


(風吹岩からの荒地山)

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